2014年5月22日木曜日

「学校制服超会議」開催について・・・


日本で独自に進化した学校制服は、今や世界の女子を魅了するガールズファッションまで成長しました。巷の女子文化をリードするトレンドアイコンでもある制服には、学生時代の特別な時間が刻まれています。

とはいえ、学校制服はまだまだ日常の服装の一部に過ぎないのが現実であり、その拘りを語れば、冷たい視線を浴びかねません。しかし、それは理解をしてもらえない周囲が悪いわけではなく、むしろその逆で、制服に魅力を感じる我々が、もっとみんなを惹きつける面白いコンテンツを打ち立て、周囲にアピールしなければいけないのです。

そんな試行錯誤の中、神保町画廊主催のもと「学校制服超会議」開催へとなりました。学校制服と言ってもその範囲はあまりにも広く、初めからテーマを絞るのはなかなか難しい為に、今回は多方面からその魅力を検証する内容としました。



【素敵なパネリストの皆様です】


森伸之(制服図鑑著者)
制服といえばこの方です。1985年に「東京女子高制服図鑑」を出版。学校制服が持つデザインやバリエーション、着こなしの面白さなどを、社会現象として、文化人類学的に、約30年間に渡って研究。まさに学校制服が持つ魅力的なコンテンツを打ち立てた第一人者です。


相浦孝行(制服ショップCONOMi社長)
メーカーの制服には無い独自の発想で、オリジナルの制服をデザイン販売しているCONOMiブランド。今やその人気は日本に留まらず、海外からも絶大の人気を博しています。生地~染色まですべて自社で開発しているその拘りを、柔和でダンディな相浦社長に語って頂きます。


口枷屋モイラ(西洋服飾史専攻)
学校制服は今や現実から虚構の世界へ、自己の小女性を表現するアイテムとして多くの女子に愛され、進化しています。モイラさんが胡子名義で立ち上げた「旧お嬢様学校少女部」は、制約された服装で楽しむという新しい制服時間を提供しました。


長野愛樹(日本女子大家政学部被服科2年生)
制服に憧れを抱くのは、いまや男子だけではありません。自ら制服を研究している長野さんに、高校を卒業してまだ間もない、普通の女の子から観た制服の魅力を、実体験をもとに語って頂きます。


武井裕之(制服少女写真家)
光の中で揺れ動く、無垢で魔性的な制服少女を写しとる自称作家。ギャラリーや画廊などでの展示をメインに活動中。僭越ながら今回の会議の司会進行を勤めさせて頂きます。
http://www.h-takei.com/



他に、CONOMi制服モデルとして「桜井詩葉」さんや「優里香」さん、
旧お嬢様学校少女部の制服モデルとして「森夜ユカ」さん。
また、希少学校制服モデルとして「籠原帝子」さん「愛花」さん。
更に、都内名門女子高の卒業生が、母校の制服モデルとして登場します。



「学校制服超会議」

5月31日(土)午後1時半開場 午後2時開演

東京堂ホール(神田神保町 東京堂書店6F)

参加費1500円(制服割引あり)

参加申し込み、問い合わせ 神保町画廊